あなたは〇〇ちゃんの恋

:
小さい頃の些細な夢


春、私の生まれた季節
それなのに1番嫌いな季節
(どの季節も嫌いで好きと言ってる気がする)

嫌いというよりは、
体調や精神のバランスが崩れてしまう。

もう既に。

春というだけでお腹は痛くなるし
吐き気は治らない。息が詰まって苦しい

つまり、春に対する過度な期待


一つ歳を取る時にいつも、
いろんなたらればを想像してしまう

他人が苦手すぎて
赤ちゃんに戻ってやり直したら
いまが少しましだったかなぁと
本気で考えたりする






最初から間違っていたのに
気づかないでいた


最後まで変わらずに
1番願ったものに、手は届かない
きっとずっとそうだ


かすめたものほど未練が残る
あんなに近くにいたのに

蜃気楼 いつまでも脳裏にジリジリと






「あの太陽はきっとみることができない」


やめたってどうせ同じだよ 
何度も見せてあげるよ 


2番目でもいいからすきだとか
そんなに心が熱くなる想い
どうやったら湧いてくるの?



咲いた花が枯れても 恋は移ろう
飽きられるような貴方が悪いのよ



春は溶けて
切って貼った春は都合よく芽吹いた
いつでも新しくなるさ

季節なんてぐちゃぐちゃに

あなたはブンちゃんの恋だけれど
私もブンちゃんの恋 だなぁとおもう


偶々生まれただけ
って素敵な言葉だ

私たちは偶々生まれただけなのだ

偶々この体を持ってして
偶々この感情が生まれる人生を
選んでしまっただけ


悔しいなぁ、ほんとうはね。

でもそういうもんだよねと
思うしかないみたい。

このまま夜よ明けないで
夜が続くうちは 私は私だけのもの
誰のものにもならないよ、
なりたい時もあるけどね
それは自分で選べるから



夏が来る頃には
今と違う私かな
本当の好きは、仕舞っておこうね



こころに大きな穴があって
その穴を埋めるべく生きている
私の穴は底知れず
一生埋まることはないだろう

心の穴があってよかったな