追伸「あなたが好き」

色彩を鮮やかに表現できないのであれば
情緒を混濁した意識のまま
言葉で表す事くらい、
いつかできるようになりたいな。


(唐突にオムライス)

あたしの気持ちは誰にも
わかられたくないって言う
私の気持ちをみんなわかってよ
‥土台無理だけど


矛盾や理不尽その全てに憤りを感じている
はずだった。けど、
そうじゃなくてどうにもできない
自分が嫌いで仕方ないんだな


音楽は、魔法ではない。でも音楽は

と同じように

お洋服は、魔法では無い。でもお洋服は

ということだったんだ
響かなかったのは誰のせいだろう
私欲に塗れて受け取れなかった
偉い人のせいかな
伝える力が足りなかった私のせいかな

地下鉄にも、窓があって
壁一面の風景が流れる
蛍光灯の白い光
あと何本で最寄りかな


幸せではかけない文章を
幸せでは見えない景色を
手にしている 今が1番幸せ

「何百年に一度」の台風が
毎週来たって なんでも無いような顔をする
なんでも無いような顔でいる

心には吹き荒ぶ砂嵐のようなノイズと
見えなくてよかった、ような
見なくてよかった、ような

イヤホンはいつも半分より上の音量で
そうしないとまだ自分が社会の一部だから

泣いても泣いても変わらないこと
解り合えないことを、わかること
停滞の素晴らしさ


冬の始まりの朝、
またお布団に戻ってしまう 

ことが許された日々


どんどん遠くなる



もう戻れないのかな