パーティにすら勝ち負けがあって
ずっと、
「私は悪くない」の、
“生きていて 嬉しいわ“ と言う言葉がぐるぐる回る。
私、そんなこと、言えない。
言えないからこそ、せいこちゃんは言ったのだ。と、私は思う。
私は悪くない。
悪くないって言って。
「それはもう、かわいそうだよ」
と、言われた時、私はシンプルに
「かわいそう」に、成ってしまったのだなぁと落胆した。
私はかわいそうにはなりたくなかった。
なんでなりたくないものに、成ってしまっていたんだろう。